25時間眠りたい

はやく人間になりたい

この本を手に取ったのが中学生の頃なら

きっと楽しんで読めたんだろうな……

読めない小説が増えてゆく

いや、もしも、読んでよかったって思うと悔しいから

一応最後まで読むことには読むけど

面白さよりもストレスのほうが多い

 


近頃、読む本がことごとくハズレる

なんというか、人間の成長物語に苛々してしまう

「こういう人いるよね、ああいう人もいるよね、

でも読者の貴方もこうだよね」

みたいな人間の煩わしさを

本の中まで持ち込まれるとやるせなくなる

私は自分ではない誰かを楽しみたくて本を開くのに

 


登場人物の弱さに苛立ってしまう

何被害者ぶってるんだよ自分が弱いのが悪いんだろ

と悪態をついてしまう

それから、どいつもこいつも

駆け足でハッピーエンドへ向かうのも気持ちが悪い

ご都合主義はもう結構

 


本を許容できないそんな自分はとても不安になる

私はまるで意地悪な人のよう

会話に心の醜さが滲み出ることが怖いから

人と話したくないよ

私、ちょっと疲れてンのかな?

 


論理的に指摘してしまえるほどの本は嫌

だけど

あまりにも難しい本だと

面白さを享受できなくてもどかしい

 


難しい本って2周目行ったほうがいいのかな?

まだ読むべき時ではないのか、

それとも粘っていいレベルなのか……

海外の著者さんの本、大概

登場人物わからなくなる事案……

『存在の耐えられない軽さ』が

理解できる部分と理解し難い部分の差が凄くて

引っかかってるんだよね

わかったら楽しそうな香りはするんだよな

2周目するか……

 


一旦、向田邦子さん挟んでいい塩梅にいこう

 

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