足るを知ってしまった
停滞は後退、それはそう
きっとなんとなくで生きていくんだろう
まだ焦燥感は失ってなくて少し安心した
他人事というか「若いな〜」と思うようになったら
どうしよう
そんな日もそう遠くはないのかも
足るを知る
残念ながら知ってしまった、身に染みてしまった
骨の髄までしっかりと
他人はもとより自分への興味も
薄れているのかもしれない
めっきり死を考えなくなった
憑物が落ちるとはこういう感じなのかなとふと思う
怒りも悲しみもなく、ただの凪のよう
ごく稀に私の文章を褒めてくれる人がいてくれて
とても嬉しいのだけれど、
きっと今の私はつまらないだろうなと思う
我ながら過去の自分は面白いと思うもん、
動物園の檻を覗いているような意味で
ところで現代におけるノブレス・オブリージュって
どこから該当するんだろうね?
モノサシなんて人それぞれだし
明確な目安はあるわけないけど
それだけに個人差が大きそうじゃない?