冬虫夏草

家守綺譚の続編

家守綺譚をお気に召した様子の私を見て

師匠が「ゴローが！ゴローが！」と言いながら

押し付けてきた本

山に入ってからの中弛みは否めなかったが、

最後の描写がとても良かった

ゴローの姿がありありと想像できた

胸が熱くなって、

危うくマックで泣いてしまうところだった

(ピロリピロリピロリピロリ)

解説に書かれていた、

近代の呪縛からの解放

という言葉が相応しい小説でした

物理世界と精神世界の

バランスを取れた人間になれたらいいな