タヒさんが私を夜に連れてゆく
私が燃えて陸と海になるとき
きみはどうするかな
泣いてくれるかな
燃えるとこ見ててくれるかな
そもそも気づいてくれるかな
連絡が届くのは難しいのかな
でも
生きていかれへん、なんてことはなくて
明日は続いて、きみは別の誰かと
恋をして愛をして
肌を合わせて粘膜を合わせて
生きていくでしょう?
死んでほしいなんて決して思わなくて
その程度の
愛してるは要らないの
愛してるなんて軽々しく言わないでよ
どうせいなくなるのだから
愛してよ
嘘偽りの″愛している″を頂戴?
責めているわけじゃないの
これが私なの
ごめんね