檸檬タージュ
古本市でなんとなく買った本のうちの一冊。
私はベボクラというわけではなく、Base Ball BearはバンドBのベストだけがiPhoneに入っていて、たまに聴くくらいの距離感。
読んでる間、基本的には映画みたいな青春!っていう映像がびゅんびゅん流れてた。ふと母校の校舎の映像に切り替わったりしてリアルさが痛かった。
知ってる詞も知らない詞もあって、音楽から切り離した語感の楽しみ方があったり、どうしても音楽につられてしまう詞もあった。
よくエロスをそんな綺麗に表現できるよなあ、って詞があったんだけどどれだったかなあ。
今探したら『透明26時』だった。
巻末インタビューの
ーなるほど!〝生きてる気がした気持ち/それがすべてだ〟。
小出 そう。その部分は我ながらホントに素晴らしいと思う。〝星三つです!〟みたいな(笑)。
という部分で急にぶわって涙がこみ上げて来た。愛しく愛すべき世界だと思った。
私にとっての檸檬はなんだろう。
夜時々太陽そして水、プール、海ってイメージかなあ。