25時間眠りたい

はやく人間になりたい

美味しいものは身体に悪い

以前(同じ屋敷の)隣人とサイクリングしてたときに

(屋敷の持ち主で下の階に住んでいる)オーナーと

すれ違って紹介されて少し挨拶して連絡先を交換した

そのときに「今度一緒に散歩に行こう」

って言われていたけど

社交辞令かな〜って思っていた

 


昨日洗濯物を庭で干していたらオーナーが出てきて

「湖を散歩しよう!明日はどう?」

と突然言われて、断る理由もなく約束した

彼女はビーガンで周りの人に強く勧めるらしく

同居人や隣人は敬遠している様子なので

少し不安になった

 


同居人に伝えたら皮肉の意がこもった

”interesting”が返ってきた…

約束の時間になるまでなにも手につかず

オロオロしてた

 


湖の周りを散歩して

マクロビオティックについて語られたのちに

家に招かれ玄米茶とオーガニックの手作りクッキーを

振る舞ってもらった

とても身体によさげな味がした

マクロビオティックのレシピ本を一緒に読んだら

日本食ばかりでわりと抵抗なく過ごせた

ビーガンなんて無理!って思ってたけど

日本人は他の国の人よりも

苦労せずに済むかもしれないなと思った

 

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「なんで食文化に興味を持つようになったの?」

って尋ねたら

「17歳の時に修道院に行った際、

そこの人たちが幸せそうなことに驚いた

質素な食生活に秘訣があると知ってから

実践するようになった」

って言っていて、実践することが凄いわ…と思った

 


“That makes sense” ”That’s right” 

を連呼してたからか

かなり喜んだみたいで

車でオーガニックの食料品店へ行くことになった

メイドインジャパン

玄米茶とオーガニックの醤油を買い与えられた…

これが逆輸入ってやつか…?

マクロビオティックのオタクの布教と捉えた

 

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ここに長く住むわけでもないし嫌われてもいいやと思って

「私はしない」

「私の親戚は和牛を育てて売っているから

複雑な気持ち」

とか否定的なことも言ったけど

「強要はしない」「規制したいわけじゃない」

と言っていた

最後にはハグをして”ciao ciao”と言い合って

お互いの家に戻った

 


「砂糖・乳製品・肉は体を弱くする」

「食生活を変えれば健康でハッピーになる」

「日本の伝統的な食文化はとても身体にいい」

「牛は子どもに与えるために牛乳を出しているだけで

人間に飲ませるためじゃない」

「人間は牛の刑務所をつくっている」

とか彼女は色んなことを言っていた

「野菜は強いからウイルスに負けない

コロナに負けるのは免疫力のない人だけ」

「魚は体内にプラスティックがあるから

安全ではない」

みたいなことも言ってた、私はよく知らんけど

 

彼女は部分的に正しいんだろうけど

私の食生活が変わることはないかな……

健康面からは極論かもしれないけど、

美味しいものを我慢して長生きするよりも

好きなものを好きなように食べて

早死にするほうがいいかな〜

って思う

動物保護の面ではちょっとまだなんとも言えないな…

日本人は恵まれた食文化な上に

日本語の文献はたくさんあるらしいので勉強します…

日本食はヘルシーで流行ってるのは

わかっているつもりだったけど

かなり認識が甘かったみたい

 

「もっと早く挨拶してお喋りしたかったの」

って彼女は言ってた

日本人は特殊なんだろうな〜と改めて感じた

 


それにしても

他人に教えなきゃ!っていう強い想いは

どこから湧いてくるんだろうな…

 

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そんな話を聞いた直後、

躊躇なくクリームチーズケーキを食べました

美味しいものは身体に悪い

って相場が決まっているのよ