25時間眠りたい

はやく人間になりたい

汝自身を知れ

急に隣人が訪ねてきて

同居人に誘われるがまま飲み会が始まり

シャンパン1杯とスパークリングワインを2杯飲んだ

喋ってるときは頭使うから酔いを感じないけど

お開きになって立ち上がった瞬間フラッとする

毎度のことながら飲みすぎる

私はそろそろ学習した方がいい

 

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私が「Goonという安いワインがあると先生に教わった」

という話をしたときに

2人が血相を変えて

「なんて!?そんな言葉は言ってはいけない!」

「その先生はレイシストよ!」

って騒ぎ出して?????ってなった

Goonはベトナム戦争時に由来する

差別用語だと教えてくれた

「その先生はまともな人?その人のこと好き?」

って確認された

私が嫌な目にあってないか気にしてくれたのだと思う

実際私が授業を受けた限りでは

その先生は人種差別をするような人ではなくて

きっと純粋に「知らない」のだと思う

 


その流れで Redneck という差別用語も教わった

隣人は

「弟がアメリカに住んでいるけれど

私はアメリカには行きたくない」

と言っていた

彼らは視野が狭くて自分が一番だと思い込んでいる

みたいな理由だった

なんだかな〜 それもどうだかな〜 と思った

特に今の政権下では、って話だったから

まあその気持ちはわからんでもないけれど

その理由は少しブーメランなんじゃない?って思った

 


日本人だから仕事見つかるよ、

ってオーストラリアに住む人たちに何度も言われた

日本人として生まれてラッキーだったな、

と思うシチュエーションにも何度も出くわした

多くの人が「日本人である私」に好意的だった

私がもしも違う国から来た留学生だったら

どのように扱われるのかはわからないけれど

少なくとも日本人であって損だと感じたことはない

(あ、あったわ、567の件で色々と……)

 


人種差別ではないけれど

メイドの話になったときに

「私たちみたいな歳をとっても

結婚をしなかった女性のことね」

って2人が自虐的に笑っていた

私の中のメイドは給仕をする人、

もしくはメイド喫茶的なコスチュームを着た人

というものだったからそれを伝えると

全然違うね〜となった

後者に関しては、完全に日本国内で

こねくり回されたものだろうな…と思った

どの国においても、よその国の文化や食事を

自国に合うように変化させることはよくあることだと思う

でも知らないことは時に少し怖いことだな

 


“線路は続くよ どこまでも”

 

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私が出会ったオージーに今までなにをしてきたかを尋ねると

かなりの確率で「海外で修行または仕事をしていた」

と返ってくる

私と関わることになるくらいには海外に興味がある人、

ってことだから当然偏りはあるけれどね

「なるほど、母国語が英語だと

ワンステップ抜かせることができるのか」

と当たり前のことに気がついた

英語圏だからこその優位性は確実にあるな、と思った

 


「どうして英語を勉強するの?」ってよく聞かれるけど

私の場合、教育上の思い込みとしか言いようがないな

「帰国したらスペイン語が勉強したい」

と言っていた日本人の友達が言った時は不思議だったけれど

今更ながら激しく同意している

 

 

 

Anyway,

良い人悪い人じゃないんだよな……

私は先生も同居人も隣人もみんな好きだよ

ただきっと私も同じなんだろうな

気づけていないことがまだまだたくさんある

 


ニュースとか記事で見る世界じゃなくて

生きている(?)人種差別を感じた

一概に人種差別とは言えないけれどね

 


改めて無知は罪だな、と思った

と同時に

『無知を恥じず、無知に甘えるを恥じる』

という推しの座右の銘に救われた

より一層気を引き締めて参る