春にして君を離れ
よくお話をするフリーターさんのフェアに選書された本
勧められたので買った、と報告したら
「お子ちゃまにはまだ早いでしょうよ」
と笑われました
読み進めるにつれ
「あの女めちゃくちゃ腹たちません!?」
「だんだん我が身を振り返って苦しくなってきました」
とかお話してると
「あら、その歳でわかるなんて意外だった」
と言われましたね
その方を密かに尊敬しているのでちょっと嬉しかったり
哀しみと恐怖のお話でした
始めはなんだこのクソ女は?????
ってひたすら苛々してたけど
そのクソ女が自分の愚かさに気づく時、
また自分の愚かさも振り返らされとても苦しくなった
あまりの苦しさに電車の中で涙ぐんでしまった
クソ女の周りも周りよ!?
なんでそいつをほっておくの?
何故気付かせない!?見捨てない!?
なんて思ってはみたけれど
そんな関係この世に幾らでもあるね
出てくる人の殆どが人生に怠惰だったのだね、恐らく
生き方を考えさせられた本でした
人生に正解なんてないし
仮にあったとして全問正解なんて人はいないのでは
ならば己の答えを持ち、己に正しく
時には客観的に思考し軌道修正を行いましょうか
私とは