死ぬかと思った日記

ソバアレルギーのアナフィラキシーで死ぬかと思った

最近「人間いつ死ぬかわかんないからね」って

言われたばかりだったけど、本当にその通りだと実感した

食物アレルギー持ってない人には

わかりにくいことかもしれないけど

判断が遅れたら最悪死ぬから

食べてみなよ〜とか軽い気持ちで言わない方がいい

人殺すよ

昼ごはんにパイを3種類食べた

そのあと部屋に戻ってスプラトゥーン のフェスやってたら

口の中と喉に違和感を感じて、目と手のひらが痒くなった

そこまでは気のせいかな？って思ってたんだけど、

次第に喘息っぽい咳が出始めて

「これはおかしいな？」って思ってマザーに確認したら

パイのひとつがソバ粉使っていて、

それや！！！ってなった

マザーに「これ飲みな！」って錠剤を渡されて

言われるがまま飲んだけど

なんとかなる気がしなくて

「保険会社に病院の確認してくる！」

って言って部屋戻った

保険会社に電話しているうちに

呼吸が怪しくなってきて

マザーが「今すぐ病院いくよ！」って腕を引っ張って

病院連れてってくれた

家から車で3分の場所に救急病院があったことが

不幸中の幸いだった…

病院ついたときには呼吸が苦しくなり始めてたから

車椅子に乗せられて

裏口からシャーーーーーーーって連れてかれた

名前と生年月日の確認だけされて

処置室に運ばれた

処置室に5人くらい人が集まってきて

服脱がされて

身体中にシールや管を付けられて

バイタルの音がピッピ言い始めたあたりで

「あれ？私死ぬんか？」って思った

呼吸すら苦しいのに

英語でやりとりしなきゃいけないのしんどかった

しかも同じ質問何回もされたんだけどなに？？？

意識飛ばすなってことか？？？

ドクターやナースがみんな名乗ることに驚いた

ありがとうって言ったときに無意識で会釈したら

「日本人はお辞儀するよね」って笑われた

若い女性のドクターが軟骨ピアスを

バチバチにつけてて可愛かった

処置が終わってベッドごとカラカラ連れて行かれて

一旦ナースステーション横につけられた

担当になったナースが

生え際は黒色で毛先に向けて

赤色のグラデになっててファンキーだなって思った

靴脱がしてくださいってお願いしたら

靴紐を丁寧に解いてくれた

「4時間ショートステイしてもらうからね」って言われて

またベッドごとカラカラ押されて

4人部屋に移された

まだ普通にしんどいときに

薬剤師さんがきて

「次アナフィラキシー出たときに使う器具の説明するね」

って商材ビデオ見せられた

「わかった？」って聞かれて「だいたいは」って答えたら

「じゃあ説明して」って言われて「今？？？」って思った

水を飲めって言われてピッチャーとコップを置かれた

夕方には病院食も出された

素材そのものの味だった

ほんとは6時帰れるはずだったけど

足がパンパンに腫れて痒くてたまらんって伝えたら

薬を飲まされて30分様子みることになった

6時半になったら今度は医者が回ってこなくて

（医者と話して許可でないと帰れない）

なかなか帰れなかった

結局帰れたのは9時半くらいだった

帰るときに支払いは？って聞いたら

「留学生は支払いしなくていい」

って言われて1ドルも払わずに出てきちゃったよ

そんなことあるか？

保険会社に送るから

領収書と診断書くださいって何度も言っておいたら

家に送ってくれることになった

でもお金払ってないならいらないよな？？？

どゆこと？

マザーがディナーを

「これはソバ使ってないからね」

って言いながら出してきて笑った

一時は顔腫れすぎて目も開かなかったけど、

今はだいぶ良くなった

寝て起きたら腫れひいてたらいいな

明日から学校行くのにツイてなかったな

まあ、生きてるだけで儲けもんか

今は「今日のこと一生忘れないわ」って思ってる

本当に疲れた

もう寝る