遠回りの夜に 甘い坩堝
古本市のときに1冊100円で売ってた自費出版の詩集
ちょうど詩を読み始めた頃で
自分以外の感性を生々しく感じられる機会って
そんなにないよなあ、と思い購入
SNS疲れ、というのかなんなのか
みんなのクリスマスがきらびやかで
私がそんなロマンチックなデートを
経験できる気はしないのだけど、
純粋にいいなあ〜とは思う
帰省した子たちと遊んだ投稿が華やかで
私だって予定あるしバイト三昧して稼いでるし
とか対抗してはみるものの
やっぱり楽しそうだな〜ってなっちゃう
投稿されてるようなことがしたいわけじゃないけど
羨ましいと思うのは何故だろうか
創作品には熱を持ってアウトプットできるのに
人間に対しては、した試しはないなあ、と
友達のいいところ(?)を羅列している投稿をみて思った
なんでだろ?
人間に良くも悪くも期待してないからかなあ
とかなんとか考えてたら
自分が嫌な人間みたいで疲れてきちゃったから
人と離れたくなって、でも離れたくなくて
本の隙間からこの詩集を引っ張り出した
明日もおせちバイトだからもう寝なくちゃ