25時間眠りたい

はやく人間になりたい

晴れない

プラダの長財布を使い
ヴィヴィアンの小さなカバン持ち
赤い口紅を引いた
50代のお客様の振る舞いが綺麗で、
素敵だな!と思った

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バイト先に言葉遣いがとても丁寧な人がいる
年上の彼女は
一体どこでそんな日本語を教わったのだろうかと
不思議になるくらい上品な日本語を話す


今日その人と私は、ちょっとした手違いで
ミスというまでもない、本当に何の影響もない、
ちょっっっっとした二度手間が起こった
ポンコツな私からしてみれば日常茶飯事な出来事である
気にも留めてないくらいだった

 

でも、彼女は私とは違ったようで、
バイト上がりにロッカーで会った際に
「今日は私が至らなくてすみませんでした」
と言われた
私は何度も丁寧に謝る彼女に
「いやいや!こちらこそすみませんでした〜」
なんて言って
いつものようにヘラヘラすることしか出来なかった

 

帰り支度をしながらしばらくお喋りをして
「それじゃ、お気をつけて!お疲れ様でした!」
と言うと
「風邪にお気をつけて」
と返ってきた

 

もやもやしながら駅へ向かった
何も悪くないのに低姿勢で謝る彼女に
私は何も出来なかった
地下鉄へ降りる階段を下るとき
彼女の良いところ尊敬しているところ見習っていること
たくさんの伝えるべきだったことが頭を回って
あの時その場で伝えられなかった私が
心でおろおろしていた

 

どうにもやりきれなくて炭酸を買って流し込んだ

 

そして次会ったときはさりげなく伝えようと思った
偽善臭いし自己満足でしかないけれど、
あの時何も伝えられなかった私を今の私は見逃せない

 

でも、もしも、自分が逆の立場だとして
相手にこんなこと考えられていると知ったら
気持ち悪いだの余計なお世話だのなんだのと
良い気分はしないのは明らかだ

 

自分自身が気持ち悪い

 

未だ気持ちは晴れない
ので無性に書きたくなった
ので書いた
のである

 

改めて読み直したら
眠すぎる中書いたから意味わかんねえな!
申し訳ない!