首を吊って
今日は心の調子が良くない日だった
首を吊って死のう、頭の中で何十回も繰り返し唱えた
お風呂に入っているとき、無意識に声に出していた
今日はもう限界だ
昨日は何もなくとも、やけに幸せだった
雑念がないだけであんなにも幸せなんて、忘れていた
幸せは続かない
心の調子は波のようなものだ
浮き沈みが激しい
週間天気予報でも作ろうか
自分が嫌いだ
嫌いで嫌いで嫌いだ
視野が狭い
心に余裕がない
死ぬことで許されようとしている
思いは声に出した者勝ちなのか?
思っているだけでは思っていることにならないのか?
私一人が私の思っていることを知っているだけでは
駄目なのか?
そりゃあ、声に出したほうが思っていることを
多くの人に知って貰えるだろうさ
私は私が選んで食べたもので出来ている
私は私が選んで読んだ、聴いた、見た、
そんなもので構成されているでしょ?
声を張り上げなくとも私の一部になってるでしょ?
今、声に出さなくともそれは間違いなく
いつの日か私になるでしょう?
誰かわかってよ